春告げ鳥スケッチ・ウグイスと鶯色のメジロの違い

春告げ鳥スケッチ・ウグイスと鶯(うぐいす)色のメジロの違い

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ウグイスは、早春に他の鳥に先駆けてさえずり始めるので、「春告げ鳥」と言われる。

大きさはスズメぐらいで、やや緑がかった茶色をしていて、いわゆる鶯色ではなく、よく目立つメジロをウグイスと間違えることもある。

ウグイスは冬は低地にいて、ヤブの中に身をひそめ、「チャッチャッ」と鳴いているが、春の訪れを感じると、オスは「ホーホケキョ」とみごとにさえずり始め、「法、法華経」と聞きなされ、非常にきれいな鳴き声です。

メジロはスズメより小さく、あざやかな黄緑色の羽に、目の周りが白く縁どられた小鳥で、「鶯色」と呼ばれる色はメジロで、ウグイスはもっと茶色がかった地味な色です。

当地域の運動公園でもすでに10日ほど前に、まさに春を告げる声、「ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ」は聞き逃しませんでした。
posted by アーイジジ at 08:20Comment(0)動物画

古民家スケッチ・飛騨の里・旧八月一日家「ほづみ」

古民家スケッチ・飛騨の里・旧八月一日家「ほづみ」

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苔むした茅葺き古民家の展示館、飛騨の里、旧八月一日家「ほづみ」

「八月一日」の名の由来

旧暦の八月一日は今の9月10日頃にあたる。飛騨地方ではのの頃になると粟(あわ)・稗(ひえ)などの雑穀が実り、“穂(ほ)を摘(つ)”んで収穫したことから、八月一日と書いて「ほづみ」と読ませた。

〔旧八月一日家住宅〕

白川郷(現在の高山市荘川町)に西願寺の庫裏(くり)として、江戸時代の末期に建てられたもの。入母屋茅葺き屋根に鼻小屋という採光、換気のための窓が設けられ、幅の広い縁など荘川造りといって、豪雪地帯で味わいのある建て方をしている。
posted by アーイジジ at 08:34Comment(0)建造物

国宝寺院スケッチ・京都大報恩寺・千本釈迦堂

国宝寺院スケッチ・京都大報恩寺・千本釈迦堂

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大報恩寺は、鎌倉時代に開かれた真言宗智山派の仏教寺院で、千本釈迦堂とも称される由緒あるお寺。
応仁の乱・文明の乱でも奇跡的に戦火を免れた本堂は、800年近く経った今も当時のまま残る京都市内最古の木造建造物として国宝に指定されている。

国宝の本堂や、鎌倉時代を代表する仏師達の仏像が揃っているのも大報恩寺。
行快作「本尊釈迦如来像(秘仏)」、快慶作「十大弟子像」で10体の木造彫刻、運慶の弟子定慶(じょうけい)作で、聖・千手・馬頭・十一面・准詆・如意輪の「六観音菩薩像」など、重要文化財の仏像彫刻が多数納められている。
posted by アーイジジ at 08:48Comment(0)建造物

国内スケッチ・京都清水寺の三重塔と桜

国内スケッチ・京都清水寺の三重塔と桜

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京都で最も観光客を集めるのが、世界文化遺産の古刹で京都の風情と桜の景観が楽しめる清水寺。
境内全体にきれいな桜が、ソメイヨシノとヤマザクラが合わせて約1500本咲き誇ります。
本堂(清水の舞台)や奥の院を飾る桜や、放生池から桜を透かして眺め上げる三重塔、清水の舞台から見下す桜の光景は絶景です

3月26日から4月3日の夜の特別拝観期間はライトアップされ、昼間と違った表情が見られる夜桜も幻想的。

国宝スケッチ・出雲大社・本殿

国宝スケッチ・出雲大社・本殿

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出雲大社の象徴的建造物が、大国主大神(おおくにぬしのおおみかみ)が鎮座する国宝の本殿で、日本最高峰の建築。

1744年に建てられたもので、高さ約24m、木造の本殿建築としては国内最大規模。

また、「大社造」と呼ばれる日本最古の神社建築様式で、国宝に指定されている。


寺院スケッチ・世界遺産建築物・高野山・大門

寺院スケッチ・世界遺産建築物・高野山・大門

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高野山・大門(重要文化財)

「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されている高野山。
高野山の総門で、高さ25.1m、五間三戸の二階二層門で、左右には高さ4.8mの運長作の阿・吽形の金剛力士像が安置されている。
弘法大師が高野山を開創した折、真っ先に着手した場所。
山火事や落雷で焼失し、現在の建物は1705年に再建された。
ここからの眺めが良く、晴れた日には山並みの向こうに紀淡海峡や淡路島が眺望できる。

国宝スケッチ・世界遺産建築物・奈良薬師寺・東塔

国宝スケッチ・世界遺産建築物・奈良薬師寺・東塔

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薬師寺で唯一、創建当時から1300年の時を経て現存している建物で、国宝に指定されている。
また、1998年に「古都奈良の文化財」の構成資産の一つとして、ユネスコより世界遺産に登録されている。
高さ34mで、日本に現存する仏塔として、東寺五重塔、興福寺五重塔、醍醐寺五重塔に次いで、4番目の高さ。
各層に裳階(もこし)という小さい屋根があるため六重に見えるが、三重塔です。
塔の先端には火災に遭わないようとの願いから、「水煙(すいえん)」があり、飛天像が透かし彫りされている。

神社スケッチ・世界遺産建築物・奈良春日大社

神社スケッチ・世界遺産建築物・奈良春日大社

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全国に約1000社ある春日神社の総本社。ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の一つとして登録されている。
奈良時代の768年に平城京の守護と国民の繁栄を祈願して創建された。
境内には朱塗りの社殿が立ち、春日大社国宝殿があり、国宝や重要文化財を含め約3000点を収蔵、公開している。

日本の原風景スケッチ・新潟県柏崎市高柳町・荻ノ島かやぶきの里

日本の原風景スケッチ・新潟県柏崎市高柳町・荻ノ島かやぶきの里

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荻ノ島かやぶきの里「荻ノ家」「島ノ家」

荻ノ家集落は、高柳町の中心部から3.5キロほどの山あいに入ったところにあり、かやぶき屋根の家が田んぼを囲んで環状に点在する、全国でも珍しいかやぶきの環状集落。
荻ノ家かやぶきの里「荻ノ家(おぎのや)(9人棟)」「島ノ家(しまのや)(6人棟)」は、貸別荘として宿泊でき、のんびり田舎を満喫できる。

神社スケッチ・下関市・赤間神社・水天文

神社スケッチ・下関市・赤間神社「水天文」(国の有形文化財)

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赤間神社の水天文は、源平合戦の「壇ノ浦」を望む竜宮造りの楼門。

昭和32年に竜宮城をイメージして建立され、翌年に昭和天皇・皇后両陛下が通り初めをされた。

平成30年(2018)に、水天文と回廊が国の有形文化財に登録された。

名称は、安徳天皇が水天大神と称されたことに由来。

※壇ノ浦の戦いは、源義経を大将とする鎌倉軍に、平家一門が敗れ、次々と入水した。