四国八十八ヶ所・第24番札所・最御崎寺

四国八十八ヶ所・第24番札所・最御崎寺(ほつみさきじ)

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高知県室戸市室戸岬町、高知県に入って第一番目の土佐霊場。

青年だった弘法大師空海が、初めて悟りを開いたとされる室戸岬。
太平洋の白い波濤が吠え立てる室戸岬の突端にある。
黒潮のしぶきに洗われて鋭角になった黒い岩礁。そこで空と海が一体となって襲いかかる洞窟で虚空蔵求聞持法に励む青年・空海がいた。
その岬の頂上にこの霊場があり、26番の金剛頂寺が西寺と呼ばれるのに対し、この最御崎寺は東寺と呼ばれている。

四国八十八ヶ所・第23番札所・薬王寺

四国八十八ヶ所・第23番札所・薬王寺
徳島県海部郡にある薬王寺は、厄除けのお寺、ウミガメで有名。

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(薬王寺のシンボル瑜祇塔)

薬王寺は阿波路の最後の札所、徳島県南部の美波町にあります。年間100万人が参拝する厄除けの根本道場です。
薬王寺といえば「厄除け坂」、これが参拝のメインで、一段づつ小銭を置いて行く。まずは33段の女厄除け坂、続いて42段の男厄除け坂から本堂に向かい、あとは61段の還暦坂を上がると薬王寺のシンボル瑜祇塔(ゆぎとう)に到着です。

この薬王寺から次の高知県に入る第24番札所最御崎寺までが、四国霊場の札所間の距離で2番目の長さを誇る。室戸まで海岸線をひたすら進むので県境の海陽町、東洋町を過ぎるとコンビニもGSなど何もないというコースとなります。

四国八十八ヶ所スケッチ・第19番札所・立江寺

四国八十八ヶ所スケッチ・第19番札所・立江寺

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徳島県小松島市立江町、JR牟岐線立江駅から300m

御祈祷・御供養
安産祈願・水子供養・家内安全
お守り・お札
安産腹帯・腹守・交通安全等

当寺は、「子安の地蔵尊」あるいは「立江の地蔵さん」との俗称で古くより霊験あらたかなことで知られ、四国巡礼御詠歌集に高野山、善光寺などと並んで取り上げられている程に、全国の善男善女の信仰の篤い名刹です。また、「四国の総関所」として四国八十八ヶ所の根本道場としても有名。

国内スケッチ・北海道上川郡美瑛町・丘陵と花の風景

国内スケッチ・北海道上川郡美瑛町・丘陵と花の風景
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美瑛町は「日本で最も美しい村連合」に加盟していて、十勝岳連峰となだらかな丘陵地帯の雄大な風景が人気。
「パッチワーク」「パノラマロード」という二つのエリアに撮影スポットが点在している。
美瑛の魅力は波状丘陵の畑が織りなすパッチ模様。その美しさに他県からの永住者も多いという。
十勝岳の残雪のバランスが良いのは6月、ルピナスは6月中旬。
ジャガイモの花は7月中旬がピーク。冬はダイヤモンドダストとサンピラー。
夏のベストシーズンが始まります。

国内スケッチ・函館市・金森赤レンガ倉庫群

国内スケッチ・函館市・赤レンガ倉庫群
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トレードマークの「曲尺(かねじゃく)」に「森」の字は金森洋物店

昨年、北海道新幹線で、Go Toトラベルの恩恵を受け観光してきました。

赤レンガ倉庫群は、ショッピングモールやレストランがあり、函館の観光名所。地域一帯は、伝統的建造物群保存地区となっていて、街並みは北海道遺産になっているとのこと。

港町・函館のムードたっぷり。路面電車や魚介類、函館山、五稜郭、レトロな気分をたっぷり味わえました。

国内スケッチ・福岡県柳川・川下り・松月乗船場

国内スケッチ・福岡県柳川・川下り・松月乗船場
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柳川の川下り、実は堀割り下り。

市内には総延長470kmもの大小堀割りが網の目のようにあり、独特な水郷風景で、その情緒は北原白秋の詩歌となった景観です。
この川下りは、松月乗船場を始点とし、城堀水門に入り、城内の内堀と呼ばれる堀割を左右に折れながら下り、全長は約4.5km、所要時間は70分です。

国内スケッチ・島根県出雲・日御碕灯台

国内スケッチ・島根県出雲・日御碕(ひのみさき)灯台
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紺碧の海に映える白亜の灯台

島根半島の最西端にそびえる「出雲日御碕灯台」。
明治36年(1903)に設置された。
海面から灯台の灯火までは63.3m、地面から塔頂までの塔高が43.6mあり、石造灯台として日本一の高さを誇る。

真っ白な外壁は、松江市三保関町で切り出された硬質の石材、内壁はレンガ造り。
光度は48万カンデラで、夜間は約40km沖合まで達し、100年を超えた今なお現役で海の安全を守っている。

1998年(平成10年)  「世界の歴史的灯台百選」
2013年(平成25年)   「国の登録有形文化財」
2022年(令和4年)      「国指定重要文化財」

今年、令和4年に文化庁により国の重要文化財に指定されました。
日本遺産「日が沈む聖地出雲」の構成文化財の中でも中核的存在。
建築技術がすぐれ、歴史的価値が高いことが評価された。

天気の良い日に展望デッキから日本海の大パノラマをぜひ見に行きましょう。
日没の夕日を眺めることができます。
posted by アーイジジ at 05:26Comment(0)建造物

四国八十八ヶ所スケッチ・第67番札所・大興寺

四国八十八ヶ所スケッチ・第67番札所・大興寺
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(四国霊場で最大と言われている木造金剛力士像)

香川県三豊市にある真言宗善通寺派の寺院。
弘仁13年(822)、弘法大師空海が建立したのが始まりとされているが、草創は奈良時代とも。
戦国時代に兵火に焼け、慶長年間(1600年頃)に再建された。
弘法大師がこの寺で修行中に植えられたクスやカヤも、県の自然記念物・保存木に指定されている。

仁王門には、木造金剛力士の阿吽像で2体とも3.14mあり、檜材寄せ木造で彩色されている。鎌倉期の秀作とされる扁額には中央に大きく「大興寺」と彫られ、裏面には平安期3蹟の1人藤原経朝によって書かれた陰刻もあります。


posted by アーイジジ at 08:39Comment(0)彫刻像

四国八十八ヶ所スケッチ・第65番札所・三角寺

四国八十八ヶ所スケッチ・第65番札所・三角寺
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愛媛県四国中央市、標高400mの台地に建つ真言宗高野派の古刹、三角寺。

伊予国の最後の札所で、これより讃岐路に入る関所寺にもなっている。

空海が安置したと伝わる本尊の十一面観世音菩薩は安産、子育てにご利益があるという。納経所でいただいた「子宝杓子」を家に持ち帰り使用することで、子授け祈願になるそうです。

山桜の名所としても知られ、境内には小林一茶が寛政7年(1795)が来訪した時「是でこそ登りかひあり山桜」と詠んだ山桜の古木(樹齢300〜400年)も残されている。