SLの王者、爆走するデゴイチ、スケッチ2題
いわゆる「デゴイチ」(D51蒸気機関車)、日本の鉄道における名車。
その生産台数は1115両(海外輸出分を含めると1184両)という。日本の機関車の最大の生産台数を誇った。
製造年は1935〜1945年から当時の国鉄によって、貨物輸送増強のため製造されたのがD51型であった。機関車重量78トン、動輪径1,400mm、最高速度85km/h、引退は1975年。終戦の年までに1000両以上が製造され、戦時中は大量の貨物輸送、戦後には復員列車や復興を担う貨物列車の牽引した。
蒸気機関車「C」型と「D」型の違いは、動輪の数がC型は比較的大きい動輪が3個、D型は比較的に小さい動輪が4個。C型が旅客用で大きな動輪なので速度を出すことができ、D型が貨物用で速度は遅いが大きな牽引力を出すことができる。