円空仏スケッチ・奈良県吉野郡天川村・栃尾観音堂・聖観音菩薩立像(137cm)
円空が延宝3年(1675)、栃尾の集落の小さな祠にこもって彫ったといわれる、聖観音菩薩立像(137cm)、大弁財天女立像(85.7cm)、金剛童子立像(84.3cm)、護法神像(49.7cm)の4体を安置する観音堂。いずれも杉材が用いられ、円空が法隆寺に住んでいた1670~1671年頃に刻んだものとされている。顔の真ん中の大きなひび割れが長い年月を感じさせ、描いていて気持ちいい。これぞ円空仏の代表作。
東京都内や近隣を散歩したり、旅で見たまま、その他なんでも思うがままに写生したものです。